日本の街には清掃員がいない、なのになぜこれほどまでに清潔なのか?―中国紙

Record China    2014年7月29日(火) 7時36分

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28日、揚子晩報は日本の清潔さに関する記事を掲載した。写真は日本の街。

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2014年7月28日、揚子晩報は日本人の清潔さに関する記事を掲載した。

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サッカーのブラジルワールドカップ(W杯)で、日本は初戦に敗れたが、あるニュースが日本に対する世界の称賛を呼んだ。日本のサポーターが試合後に進んでスタンドのごみを拾ったのだ。試合に負けたが人としては負けなかった。日本サポーターは実際の行動をもって、世界の人々に素養教育の成果を見せつけたのだ。

このニュースは日本の衛生環境を思い起こさせる。日本に行ったことがある人ならば、日本の清潔さに感服しない人はいない。しかし、日本の道路を詳しく見ても、道路を清掃する人の姿は見られない。では、日本人はどのように清潔さを保っているのか。その答えは、中国の「各自が自分の家の前の雪を掃除する」ということわざに表される。

日本人の衛生環境の保持は、基本的に各家庭に責任がある。日本のごみの分別には細かい決まりがあるのは言うまでもないが、そのほかに、ごみのポイ捨てをしないことや、自分が住んでいる家の近くの掃除をすることも挙げられる。ごみの収集場を持ち回りで掃除することもある。地域によっては、月に1回、各家庭から1人ずつ参加する清掃活動もある。

住民だけでなく、企業も同じだ。各店舗で必ず店の前の清掃を行うことで、客は気持ちよく店に入ることができる。路上でほうきを持っているのは、これらの店の従業員がほとんどだ。この意識は小さいときからの教育に起因する。幼稚園では外に出かける際にごみ袋を携帯して、公共の場所には絶対にごみを残さない。

日本には街の清掃員という職業は存在しないが、一人ひとりが街の美化に関わっているのだ。そして、各人が街の清掃に関わっているからこそ、日本人は清潔さに非常に敏感なのだ。(翻訳・編集/北田

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