高齢化と人口減少が進む瀬戸内の離島、島に嫁いだ中国人女性が「救世主」―中国メディア

Record China    2014年7月23日(水) 1時39分

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22日、中国紙・第一財経日報は、高齢化と人口減少が進む瀬戸内海の離島、白石島(岡山県笠岡市)で、11人の子どもを育てた5人の中国人女性が「救世主」になっていると伝えた。資料写真。

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2014年7月22日、中国紙・第一財経日報は、高齢化と人口減少が進む瀬戸内海の離島、白石島(岡山県笠岡市)で、11人の子どもを育てた5人の中国人女性が「救世主」になっていると伝えた。

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瀬戸内海を見下ろす山中の学校で教壇に立つ天野直男さんは常勤教師ではない。本業はサヤエンドウとカボチャの生産で、野菜づくりにまつわる話をしてほしいと、学校から招かれた。

米オハイオ州出身で、17年前に島の魅力にひかれ移住したエイミー・シャベスさんは、コラムニストとして執筆活動をしながら海辺でバーを営んでいる。彼女が島に来た当時、約1000人いた人口は半分近くにまで減少した。

68歳の天野たいこさんは、島に暮らす高齢者で比較的若い方だ。11人の子どもたちはみな島を離れたが、彼女は島を出るつもりはない。住み慣れた家や生まれ育った土地に愛着があるからだ。

島は人口減少が深刻だ。唯一あった採石場が閉鎖されると、若者は仕事を求めて島を出た。漁師の数も減り続けている。島に嫁いだ中国人女性5人は、計11人の子どもを育てた。

「島の学校が閉鎖されたら、人口減少に歯止めが利かなくなる」とシャベスさんは話す。人口減少が進む日本にとって、これは簡単な問題ではないはずだ。(翻訳・編集/NY)

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