「安倍首相の靖国参拝もうない」、高村副総裁が中国高官に伝える=日中首脳会談を促す目的か―香港紙

Record China    2014年7月14日(月) 11時26分

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13日、自民党の高村正彦副総裁は、自身が5月に中国を訪問した際に、中国高官に「安倍晋三首相はもう靖国神社には行かないと思う」と伝えたことを明らかにした。写真は靖国神社。

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2014年7月13日、自民党の高村正彦副総裁は熊本県立大学理事長との対談の中で、自身が5月に中国を訪問した際に、中国側の高官に「安倍晋三首相はもう靖国神社には行かないと思う」と伝えたことを明らかにした。香港紙・大公報(電子版)が伝えた。

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中国側が安倍首相の靖国参拝に関して強い関心を持っていることから、こうした発言によって日中首脳会談の実現を促す目的があったのではないかと分析されている。高村副総裁は5月上旬に超党派の「日中友好議員連盟」の会長として中国を訪問した際に、全国人民代表大会常務委員会の張徳江(ジャン・ダージアン)委員長と会談している。

高村副総裁はどの高官に対して伝えたのかは明らかにしていないが、「首脳会談が実現し、日中関係が進展すれば、安倍首相が靖国神社に行くことはないと思う。首相が約束することではないが、私はそう思う」と対談で語ったという。

会談ではまた、安倍首相の靖国参拝について理解を求めるとともに、11月に北京で開催されるアジア太平洋経済協力会議(APEC)期間中に日中首脳会談を実現させたいとの考えを伝えると、張委員長はこれに「習主席に伝える」と応じたという。(翻訳・編集/岡田)

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