東アジアの構造変動、日米韓の同盟から日米対中韓の対立へ―韓国紙

Record China    2014年7月17日(木) 8時1分

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14日、朝鮮日報は日本の集団的自衛権解禁を米国が歓迎する理由について考察した。伝統的な日米韓の枠組みから日米対中韓の構図に転じているという。写真は集団的自衛権に関する中国のニュース。

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2014年7月14日、朝鮮日報は日本の集団的自衛権解禁を米国が歓迎する理由について考察した。15日、参考消息網が伝えた。

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中韓が激しく反発した日本の集団的自衛権解禁だが、米国は歓迎する姿勢を示している。日本の右傾化と周辺国の反発が続く中、なぜ米国は日本に肩入れするのか。その背景には中国をけん制する「代理人」として日本を選んだ米国の戦略がある。

米国は伝統的に日米韓の三角同盟を東アジア戦略の基本に据えていた。このため、対中接近を加速させる韓国に米国は不快感を示しており、日本を唯一の「代理人」とする構想を強めている。すなわち東アジア情勢は日米対中韓という構図に変化しつつある。

もっとも米国の構想が成功するかは疑問だ。中国が覇権拡大の動きを強めれば日本は強硬に対応する姿勢を示しているし、右傾化が進むなか日本自身が「危険国家」になる可能性すらあるのだから。(翻訳・編集/KT)

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