大失態の韓国政府、辞職の“韓国唯一”の宇宙飛行士=「宇宙の11日を話すだけで余生は過ごせない」―韓国

Record China    2014年7月8日(火) 9時5分

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7日、中国広播網は記事「“宇宙の11日”を話し続けるだけで余生は過ごせない、韓国唯一の宇宙飛行士が辞職」を掲載した。写真は李素妍氏の母校、韓国科学技術院。

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2014年7月7日、中国広播網は記事「“宇宙の11日”を話し続けるだけで余生は過ごせない、韓国唯一の宇宙飛行士が辞職」を掲載した。

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李素妍。韓国では誰もが知る名前だ。韓国国民を対象とした大々的な選抜をくぐり抜け、見事に宇宙飛行士に選抜された。訓練を経て2008年に国際宇宙ステーションを訪問、韓国初の宇宙飛行士となった。この快挙に韓国中が熱狂、一大宇宙ブームがわきおこった。

そして今、彼女は再び話題の人となっている。李さんは2012年に韓国航空宇宙研究院を退職、米国に留学した。韓国航空宇宙研究院は宇宙飛行士としてのトレーニングの一環として説明したが、李さんは米国で結婚。そして先日、正式に辞職が発表された。

260億ウォン(約26億円)もの巨費を投じて選抜、育成した韓国唯一の宇宙飛行士の辞職は韓国国民に大きな衝撃を与えている。責任感がないと李さんを批判する声もあるが、それ以上に大きいのが韓国政府に対する批判だ。

李さんの専門はもともと生物学で宇宙事業ではない。李さん自身「私の余生は11日間の宇宙滞在について話すためにあるわけではありません」と話していた。辞職は十分に予測できた事態だったと言える。ショーのような全国民からの選抜ではなく、他国のように軍人や宇宙関連の研究者を選んでおけば問題は起きなかったはずで、明らかな政府の失態だと批判されている。(翻訳・編集/KT)

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