2014年7月1日、香港紙・大公報によると、ブラジルのレオン駐中国大使は、ブラジルで15日から開催される新興5カ国（BRICS）首脳会議に出席する中国の習近平（シー・ジンピン）国家主席は、スケジュールの都合でサッカー・ワールドカップ（W杯）決勝戦の現地観戦ができないとの見通しを明らかにした。

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これまでの報道では、習主席は新興5カ国（BRICS）首脳会議出席のためブラジルを訪問するに当たり、現地時間13日に開催されるW杯の決勝戦を現地会場で観戦する予定だとされてきた。レオン大使によると、習国家主席がサッカー好きであることを知ったブラジルのルセフ大統領が決勝戦に招待したという。

しかしレオン大使は、「習主席は14日にブラジルに到着する予定で、W杯決勝戦には間に合わないだろう」と語っており、現段階で会場で直接観戦することが決定している首脳はロシアのプーチン大統領や南アフリカのズマ大統領らに限られている。（翻訳・編集/HA）