台北故宮展のポスター問題、原因はどこにある?―台湾紙

Record China    2014年6月24日(火) 0時25分

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23日、台湾紙・中国時報は東京国立博物館で24日開幕する「故宮展」のポスターなどから正式名称にある「国立」の2文字が削除された問題の原因を分析した。写真は台北の国立故宮博物院。

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2014年6月23日、台湾紙・中国時報は東京国立博物館で24日開幕する「故宮展」のポスターなどから正式名称にある「国立」の2文字が削除された問題の原因を分析した。

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「故宮展」ポスター問題が起きた原因はどこにあったのか。台湾当局関係者が訪日して会議に参加した時、街角のポスターに「国立」の文字がないことを確認。17日になってやっと故宮の馮明珠(フォン・ミンジュウ)院長が東京国立博物館に強く抗議する事態となった。

原因の一つは故宮自身にある。国宝が日本へ行くのだから、故宮が主体となって再確認すべきだった。また、今回の交渉窓口は東京国立博物館と故宮で、台湾外交部は関与に消極的だった。故宮は東京に代表を置いておらず、駐日代表処の文化チームの3人はいずれも文化部からの派遣だ。問題が発生しても外交部は傍観するだけ。日本側は中台関係にかかわる問題でもあるため、外務省がバックアップした。

故宮は手柄を狙い、外交部は傍観するのみ。本来なら素晴らしい出来事が思わぬ波紋を呼び、双方とも責められる事態となった。(翻訳・編集/AA)

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