<ブラジルW杯>外国人狙った強盗多発、記者だけは狙われなかった驚きの理由とは―中国紙

Record China    2014年6月22日(日) 5時57分

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20日、環球時報はブラジルW杯のセキュリティーリスクについて取り上げた。陸海空軍を動員するなどセキュリティー対策に力を入れているように見えるが、各所に“穴”が見えるという。写真はリオデジャネイロのスラム街。

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2014年6月20日、環球時報はブラジルW杯のセキュリティーリスクについて取り上げた。

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五輪やW杯など世界的スポーツイベントではテロ対策が最大の課題だ。ブラジルも例外ではなく、警察に加えて陸海空軍を総動員し安全確保に努めている。スタジアム付近では軍のヘリが上空待機しているほか、各所で検問が実施されている。

しかし、その大々的な警備が本当に効果を上げているかどうかは疑問だ。19日(中国時間)、スペイン代表とチリ代表の試合前にはチリのサポーターが入場検査で警察と衝突。その後メディアセンターにまでなだれ込むという一幕もあった。また、空港のセキュリティーチェックの甘さも気になるところ。液体物の機内持ち込みは原則禁止というのが航空業界のルールだが、ブラジルでは水入りのペットボトルやシャンプーなど持ち込み放題だった。

そしてなにより問題なのが治安。中国人が対象となった強盗事件もすでに数件発生している。中には記者が狙われたケースもあったが、取材許可証を見ると強盗はあっさり引き下がった。というのも、「警察は外国人から盗むな、特に記者からは盗むな。もしやったら全力で捕まえてやる」と警告していたからだとか。つまり記者以外の人間が強盗に遭っても全力では捜査してくれないということだろうか…。(翻訳・編集/KT)

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