中国政府は安倍首相に非常に厳しい見方をしていた=経済・地方交流は奨励―4月訪中の舛添東京都知事明かす

Record China    2014年6月9日(月) 7時25分

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6日、舛添東京都知事は記者会見し、4月下旬に北京を訪問したことについて、中国政府は首相に非常に厳しい見方をしていたと指摘。「中央政府は経済交流や地方自治体交流などは積極的にやってくれという姿勢で、政経分離や中央・地方政府分離に踏み出した」と明かした。

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2014年6月6日、舛添要一・東京都知事は日本記者クラブで記者会見し、4月下旬に姉妹都市の北京を訪問したことについて、中国政府は首相に非常に厳しい見方をしていたと指摘。その上で、「中央政府は経済交流や地方自治体交流などは積極的にやってくれという姿勢で、政経分離や中央・地方政府分離に踏み出した」と明かした。発言要旨は次の通り。

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4月下旬に姉妹都市の北京を訪問した。都市外交だが、中国は党政府と一枚岩なので習近平国家主席ら中央政府全体が背後にいる。訪中前に会った安倍首相から「中国に行き習主席との首脳会談を開催したい」との意向を受け、政府幹部(汪洋副首相)との会談で伝えた。帰国後、安倍首相に会い、中国の中央政府は首相に非常に厳しい見方をしていることを報告した。

11月に北京で開かれるアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で日中首脳会談が行われることが望ましい。我々としてもサポートできれば協力したい。政治レベルの関係改善を(日中の)政府にお願いしたい。今、中日友好協会の唐家[王旋](タン・ジアシュエン)会長が来日し長崎で民間会議(日中友好21世紀委員会)を開催している。

中国政府は経済交流や地方自治体交流などは積極的にやってくれという姿勢で、「政経分離」や「中央・地方分離」に踏み出した。これを受け、中央政府レベルでも交流に向け何とかしてほしい。

東京都は韓国ソウルとも姉妹都市なので、なるべく早く韓国を訪問し、先の選挙で再選を果たした朴 元淳(パク・ウォンスン)市長を祝福したい。(取材・編集/HY)

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