巨匠チャン・イーモウ監督が主演女優を選ぶ基準、実は共通点があった―中国

Record China    2014年6月1日(日) 16時0分

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中国映画界の巨匠、チャン・イーモウ監督の作品の主演女優は「謀ガールズ」と呼ばれている。

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2014年5月29日 、中国映画界の巨匠、チャン・イーモウ(張芸謀)監督の作品の主演女優は「謀ガールズ」と呼ばれている。チャン監督は女優を選ぶ際の基準に関して、「自分の好みでは決してないが、小顔で厳しい撮影に耐えられる女優でなければならない」としている。小V顔や大きな目を求める今時のモデルや女優は採用されたことがない。晶報が伝えた。

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▼役柄に合わせたキャスティング

「金陵十三釵(The Flowers Of War)」(2011)の撮影が決まった際、チャン監督は主演女優の条件として、30歳くらい、若く見える、演技力がある、きれいな標準中国語を話す、できれば外国語も話せる―を挙げ、最終的に当時まだ大学生だった女優ニー・ニー(倪[女尼])が選ばれた。ヒロインの「玉墨」役にニー・ニーを選んだことに関して、チャン監督は「娼婦のリーダーの役なので、女性らしく、ムードある女優が必要だった」としている。

▼直感

チャン監督は「キャスティングの際、誰かの型にはめることはなく、直感、第一印象で決める。コン・リー(鞏俐)がそうだった」とし、「良い役者というのは、普段は美人ではなくても、スクリーン上では輝く」と独特の感性を語る。「謀ガールズ」となってきた女優の容姿はさまざまであるものの、皆強いインパクトがあるのはそのためかもしれない。

▼舞踊のセンス

そのほか、舞踊が得意な女性もチャン監督のお気に入りだ。コン・リー、チャン・ツィイー(章子怡)、ドン・ジエ(董潔)、リーマン (李曼)、チョウ・ドンユイ(周冬雨)、ニー・ニーなど、謀ガールズとなってきた多くの女優も舞踊のセンスを誇る。新謀ガールズと呼ばれているキャンディ・チャン(張慧●=あめかんむりに文)がチャン監督の最新作「帰来(Coming Home)」の主演に選ばれたのも、バレエが得意だからだった。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)

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