<南シナ海>「中国の武力は世界平和を守る正しい力」外交部が安倍首相に反論―中国

Record China    2014年5月28日(水) 13時18分

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27日、中国外交部報道官は「日本があれこれ文句をつけるが、まったく道理がない」と強く批判した。中国の武力は正しい力だと主張している。写真は27日の中国外交部定例記者会見。

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2014年5月27日、中国外交部報道官は「日本があれこれ文句をつけるが、まったく道理がない」と強く批判した。

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南シナ海情勢が緊迫している。パラセル諸島(西沙諸島)近海で中国が石油採掘プラットフォームを設置、ベトナムが反発しにらみあいが続いている。先日は中国漁船に包囲され体当たりされたベトナム漁船が沈没する一幕もあった。事件を受け、安倍晋三首相は中国の一方的な行動が事態を悪化させている、日本は武力と脅迫による現状改変を認めないと批判した。

27日、中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は定例記者会見に出席、日本に反論した。「西沙諸島は中国の領土であり、何をしようが他国に文句をつけられるいわれはない。日本は干渉しようとあれこれ文句をつけているが、まったく道理がない。そもそも西沙諸島は第2次世界大戦期に日本が占領し、その後中国が主権を回復したもの。このことに日本が文句をつけたことはなかった」と述べている。

また中国の武力は自国と世界平和を守るための正しい力。中国が武力でなにかしようとしているのは単なる幻想に過ぎないと主張している。(翻訳・編集/KT)

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