列に割り込んでいた中国人、日本人が占領してからは秩序が生まれた―中国版ツイッター

Record China    2014年5月22日(木) 2時16分

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21日、中国版ツイッターの中国人のマナーに関する書き込みが注目を集めている。資料写真。

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2014年5月21日、中国の入国管理局が先日発表したデータによると、2013年の出入国者数は延べ4億5400万人に達した。中国が発展するとともに、多くの中国人が海外旅行を楽しむようになっているが、そこで問題となっているのが中国人のマナーである。

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中国人観光客の列に割り込む、痰を吐く、大声でさわぐ、無断で写真撮影する、などの悪習はかねてより指摘されており、中国人の間でもマナー向上が叫ばれて久しい。そのようななか、中国版ツイッターに書き込まれたある文章に、注目が集まっている。

書き込みは、散文家の梁実秋(リアン・シーチウ)氏が自身の著作のなかで記した一節を引用し「戦時中、人びとが駅で切符を買うとき、列に並びはしなかった。しかし、日本人が駅を占領してからは秩序が生まれた。どうしてか。日本兵が鞭を持ち、絶えず監視していたからだ。列に割り込む者を見つけると、鞭を振り上げ容赦なく打ちつけた。中国人にはあのような鞭が必要なのだろうか」としている。

この書き込みに対して、以下のようなコメントが寄せられている。

「必要だろう。公共の場所すべてに」

「必要だ!割り込むやつには本当に腹が立つ。私は割り込まれたら必ず注意することにしている」

「必要ない。並ばないやつなんて少数派だ」

「人はみんな同じ。これは人類の弱みなんだ。いいかげんなことを言うな!」

「ちょうど今日、列に割り込まれたばっかりだよ」

「韓国の店では、中国語で『監視カメラがあります。万引きしないように』と書いてあった」

「中国本土と香港・マカオ・台湾とでは、世界の見方が違う。中華民国のパスポートを持っていれば世界から尊重される。本土のパスポートを持っていたら?白い目で見られるのさ」

「その通り。中国では多くの人がルールを守らない。私は中国人がますます怖いもの知らずになっていると感じている。身体で覚えなければならない」

「欠けているのは鞭ではなく、誰も見ていなくても慎み深く行動する意識と精神」

「このような秩序はすぐに乱れてしまう。大多数の人が秩序の重要性を認識し、それをきちんと守る“本当の秩序”こそが必要だ」

「今の中国では、規則があっても監視する人がいなければ意味をなさない。素養とは文化の堆積物だ」(翻訳・編集/北田

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