中国軍人5人を産業スパイ容疑で訴追、米国初のケース=「サイバー攻撃仕掛ける」―仏メディア

Record China    2014年5月20日(火) 10時23分

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19日、米国司法省は原子力・太陽光発電や金属分野の大手米国企業にサイバー攻撃を仕掛け情報を盗んだ疑いで中国軍人5人を起訴したと発表した。写真は米司法省。

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2014年5月19日、米国司法省は原子力・太陽光発電や金属分野の大手米国企業にサイバー攻撃をしかけ情報を盗んだ疑いで中国軍人5人を起訴したと発表した。米国が産業スパイ容疑で中国軍人を起訴したのは初めて。仏国際ラジオ放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語サイトが伝えた。

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米司法省によると、中国軍人らは米国企業のライバル関係にある中国企業にとって有利な情報を収集していた。この中国企業には国営企業も含まれている。軍人らは鉄鋼大手USスチール、アルミ大手アルコアなど米企業5社と労働組合1団体を標的にサイバー攻撃を行った。

ホルダー米司法長官は「米国企業を破壊する外国政府を許すわけにはいかない」と表明。米国防省は13年6月にあった米国へのハッカー攻撃も中国軍が関係しているとみている。米国はこれまでに何度か中国政府に対し産業スパイについて話し合いの場を求めたが、中国側が応じてこなかった。米国は「中国について言えば、国家スパイと産業スパイの間には違いが見当たらない」としている。(翻訳・編集/YM)

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