「もし、中国なら迷うことなく…」、中国人留学生が日本で体験した「最も忘れがたい」出来事―中国ネット

Record China    2014年5月19日(月) 7時20分

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16日、日本に1年間留学した中国人ネットユーザーが、伝え聞いていた日本人の素養の高さを初めて実感した時の様子をブログにつづっている。写真は中国のバス。

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2014年5月16日、日本に1年間留学した中国人ネットユーザーが、伝え聞いていた日本人の素養の高さを初めて実感した時の様子をブログにつづっている。以下はその概要。

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日本は一衣帯水の隣国だ。私は1人の中国人として、多くの歴史の問題から、日本に対してはいつもマイナスのイメージが先行していた。しかし、1年間の日本留学の機会に恵まれ、日本と日本人にじかに接することができた。学業に励むと同時に、日本の美しい風景を楽しんだり、日本人の優しさに触れたりして、日本の魅力を存分に味わった。そのなかでも、最も忘れがたいのが日本人の素養の高さ、とりわけバスや電車内でのマナーの良さだ。

まず、運転手や交通システムの行き届いたサービスだ。日本のバスには、座席の横や天井など、あちこちに降車を知らせるためのボタンがある。降りたければ、ボタンを押すだけでいい。運転手は乗客の安全を守るため、バスが停車するまで席を立たないようアナウンスする。さらに、乗客が降りる際には「ありがとうございました」と声をかけて見送る。また、バス停にはバスの到着時刻が記されていて、乗客の無駄な待ち時間を省いてくれる。これも、高品質な交通サービスの基礎をなしていると言える。

次に、乗客のマナーだ。バスに乗る人たちはみな1列に並び、列に割り込む人などほとんどいない。日本のバスは一般的に座席が2列になっている。もし中国なら、乗客は自分が降りやすいように迷うことなく通路側に座るだろう。しかし、これでは後に乗ってきた人の邪魔になる。日本では、先に乗った人は必ず窓側に詰めて座る。あるとき、私が窓側の席に座っていたときのこと、1人のおばさんが私の隣に座ろうとした。彼女は微笑んで、会釈をしながら「すみません」と言ってようやく腰を下ろした。おそらく、日本人はずっと「他人に迷惑をかけない」との原則のなかで生活してきたからだろう。そのとき、私は伝え聞いていた「日本人の素養の高さ」を、初めて身をもって体験したのだった。(翻訳・編集/北田

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