台越ハーフの海倫清桃、ベトナム人へ「冷静になって」=台湾系企業への反中暴動―台湾

Record China    2014年5月16日(金) 11時10分

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15日、台越ハーフの女性タレントの海倫清桃が、ベトナム国内の反中暴動について「冷静になってほしい」と呼びかけた。

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2014年5月15日、台越ハーフの女性タレントの海倫清桃(ヘレン・チンタオ/グエン・タインダオ)が、ベトナム国内の反中暴動について「冷静になってほしい」と呼びかけた。聯合報が伝えた。

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ベトナムの反中デモから発展した暴動で、中国系と誤解されて台湾系企業が襲撃を受けるという被害が頻発している。15日、台越ハーフの女性タレント・海倫清桃が台湾立法院で記者会見を開催。ベトナム人に向けて、「冷静になってほしい。あなたがたにとって不利になるだけ」と自制を呼びかけた。

海倫清桃によると、台湾系企業への襲撃が相次いだことで、自身のフェイスブックページにも「台湾から出て行け」とのコメントが殺到したという。さらにベトナムのメディア約30社に対し、台湾系企業への誤解をしないように記した文章を送ったことを明らかにした。また、台湾メディアに対しては、「ベトナムにおける『反中』を『反華』と混同しないで。不必要な誤解を避けるようにしてほしい」と訴えた。

1983年生まれの海倫清桃は、父親が台湾人、母親がベトナム人のタレント。台湾・花蓮県出身で14歳までベトナムで暮らし、大学卒業後の2005年にベトナムでスカウトされ、ドラマをきっかけに人気タレントになった。台湾ではその清楚(せいそ)な美貌から「ベトナム版リン・チーリン(林志玲)」の愛称で知られている。(翻訳・編集/Mathilda

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