中国人観光客が日本に対して、「言葉にできない親近感」を抱くのはなぜか?―中国ネット

Record China    2014年5月4日(日) 5時55分

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2日、中国のインターネット上に、「中国人観光客はなぜ、日本に対して親近感を覚えるのか」と題する文章が掲載され、注目を集めている。写真は京都。

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2014年5月2日、中国のインターネット上に、「中国人観光客はなぜ、日本に対して親近感を覚えるのか」と題する文章が掲載され、注目を集めている。

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初めて旅行に訪れる場所では、目新しいものを求める心理状態になる。好奇心から興味が生まれ、物事を深く知るきっかけになるからだ。私たち若者世代が、「日本」と言われて連想するのは「桜」「アニメ」「ラーメン」「制服」「温泉」などだろう。日本アニメや日本料理が好きなために、日本に“聖地巡礼”に訪れる中国人も少なくない。

日本、特に関西地方を旅行すると、古代中国の雰囲気が漂うことに気付くだろう。これは、日本がかつて中国大陸から制度や文化を学んだためである。都市の区画や言語、政治制度、建築などは、遣唐使によって長安から日本へと渡った。そのため、われわれ中国人は日本に対して言葉では言い表せない親近感を常に抱いている。

京都は西安と同じような街づくりだ。通りには漢字の標識があふれており、唐の時代を思わせる木造建築が至る所で見られる。中国人観光客は旅行中、どこか懐かしいような感覚を覚えることだろう。

しかし、本当に両者は似ているのだろうか?日本文化の起源と基礎は中国文化にあることは疑う余地はないが、「和魂漢才」である。技術の上では中国大陸のシステムを受け継いだものの、その中には依然として日本の大和民族の核心的な魂が息づいている。この魂は日本文化独特のものだ。旅行中の飲食や宿泊、参観したお寺や庭園などで感じられる。また、日本人と直接交流することでも感じられるだろう。注意深く観察し、深く思考すれば、あなた自身の見解が生まれるに違いない。(翻訳・編集/北田

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