オバマ米大統領の4カ国歴訪、狙いは「中国包囲網」の再確認―独メディア

Record China    2014年4月19日(土) 4時29分

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17日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは、アジア4カ国を歴訪するオバマ米大統領の狙いは「中国包囲網の再確認」と指摘した。資料写真。

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2014年4月17日、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語版サイトは、アジア4カ国を歴訪するオバマ米大統領の狙いは「中国包囲網の再確認」と指摘した。

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オバマ大統領は今月23日から29日の日程で、日本、韓国、マレーシア、フィリピンの4カ国を歴訪する。オバマ大統領は過去に「アジア回帰」を宣言し、「リバランス」戦略を打ち出した。それは政治的戦略の重点をアジアに移し、同地域における軍事拠点と経済活動を強化することで中国を封じ込めるというものだ。今回、日本と韓国では主に北朝鮮の核放棄問題について話し合う見込み。さらに、環太平洋連携協定(TPP)では日本とマレーシアを取り込み、韓国やフィリピンの参加を促す方針だ。

昨秋、アジア歴訪予定をキャンセルしたオバマ大統領。今回の訪問は、影響力を日増しに強めている中国を封じ込めるのが狙いだ。日本は尖閣問題で、韓国は北朝鮮の脅威で米国の軍事力に頼ろうとしている。マレーシアは米国の中国包囲網に必要な国であり、フィリピンは南シナ海の領有権を主張する中国に対抗するため、米国の強大な軍事力を必要としている。このため、米国はアジアにおける軍事力の見直しを迫られている。(翻訳・編集/本郷)

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