みんな自分が大好き?「自撮りの習慣あり」が66.5%―中国

Record China    2014年4月17日(木) 10時29分

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15日、自撮り(自分の顔を携帯やスマホで撮影すること)をして、その写真をネット上にアップすることに熱中している若者はかなり多い。

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2014年4月15日、自撮り(自分の顔を携帯やスマホで撮影すること)をして、その写真をネット上にアップすることに熱中している若者はかなり多い。中国青年報社会調査センターが調査サイト「民意中国網」と携帯ポータルサイト「テンセント」を通じて3万4993人を対象に実施した調査によると、回答者の66.5%は、「自撮りの習慣がある」と答え、そのうち28%は、「頻繁に自撮りしている」と答えた。「自撮り写真をネット上に投稿する」と答えた人は31.1%。回答者の男女比は、男性が49.8%、女性が50.2%。年代別にみると、1990年代生まれが45.2%、1980年代生まれが30.5%を占めた。中国青年報が伝えた。

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自撮りがこれほどまでに流行している理由は何か?調査の結果、「各種携帯向け写真加工アプリが開発された(35.8%)」、「若者の自己表現願望が高まっている(27.2%)」が2大要因であることが明らかになった。以下順次、「フロントカメラが登場した(14.1%)」「撮影した写真をすぐに共有できるSNSが次々と誕生した(9.2%)」「芸能人に影響された(8.1%)」などの理由が続いた。

若者の間でブームとなっている自撮りだが、それが習慣となった動機について質問したところ、「自分を表現し、誇示するため(31.5%)」がトップで、続いて「毎日の生活を記録するため(28.7%)」が2位。このほか、「自信を得たい」「気晴らしや単なる楽しみ」「感情やストレスの放出」「人付き合い・社交」「自己認知」などが続いた。

あるネットユーザが「三俗(下品なこと・俗っぽいこと・世間に媚びること)」として、子どもがいる場合は子供を、子供がいない場合はペットを、子供もペットもいない場合は自分を公開することを挙げた。だが、その一方で、「誰もが自分の最も輝く一面を世間に公にしたいと思う。これは至極当たり前のことだ」という意見もあった。

胡(ホー)さんは、「自撮りをして、その写真を公開することは、現実社会での社交活動を模倣した行為だ。皆がお互いに関心を持ち、相手についてコメントする。このような人付き合いは、より面白く、楽しい。自撮りや自嘲を通じて、自分と他者とが共有できる楽しみを探し出すことができる」とコメントした。

「自撮りの大ブームは、どのような影響をもたらすか?」という質問に対し、回答者からは、「ナルシズムの傾向が高まりやすくなる(34.3%)」「見かけやうわべだけで人を判断するという社会の風潮がますます濃くなる(32.6%)」「個人のプライバシー保護という面では不利となる(11.6%)」などの意見が挙がった。

李(リー)さんは、「自撮りが好きな人の中には、あまりの退屈さから投稿する人や、自分の虚栄心を満たすことだけが目的の人も少なくない。自撮りの公開も、あまりにも度が過ぎると、心の奥底の空虚さを晒していることになる。SNSの友人圏の枠から出て、現実の世界を取り巻く環境にもっと関心を持ち、自分の弱点を乗り越えて実力を高めることで、人は本当の充実感を備えた人間に成長し、他者に一目置かれ、尊重を得ることができる」と指摘した。

▼中国伝媒大学伝播心理研究所、張暁輝(ジャン・シャオフイ)准教授の見解

生活のメディア化が進む今の世界において、我々は自分が調子の良い時には、自分が周りから背中を押されていることを実感し、さらなる成長に向けた自信を高めることができる。一方、メディア化された世界にいる自分が、よりランクの高い世間の基準を目指して向上し続けようとする時には、現実世界や現実生活との遊離感が発生しないよう、くれぐれも警戒しなければならない。人々が自分自身に対して描く素晴らしく好ましいイメージが、自己イメージと完全に一致し、社会に対して向ける顔が心の中で描く自己イメージにピッタリと当てはまって初めて、自撮り写真撮影時の至福の瞬間をいつまでも継続させることができる。(提供/人民網日本語版・翻訳/KM・編集/武藤)

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