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私が感じた「反日の哀れさ」、一体何のため?考えてみるとおかしくなってくる―中国ネットユーザー

Record China    2014年4月16日(水) 3時20分

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12日、中国のインターネット掲示板に「反日の哀れさ」についてつづった文章が掲載され、多くのネットユーザーが注目している。写真は12年9月の反日デモ。

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2014年4月12日、中国のインターネット掲示板に「反日の哀れさ」についてつづった文章が掲載され、多くのネットユーザーが注目している。以下はその概要。

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どうして子どものころ私が理解していた日本人は、“鬼”のようだったのか。人間性がなく、狂気じみており、精神に異常をきたした人と同じように恐ろしかった。周りには日本人を良く言う人はおらず、耳に入ってくるのは「小鬼子」「死すべき島国」などの言葉ばかりだった。

中国では、おそらく多くの人が私と同じ経験をしているだろう。抗日戦争の勝利から現在まで、われわれの憎しみは深く根を張っている。現在でも、抗日ドラマが放送されている。無数の中国人が「日本を根絶やしに」と叫ぶさまは、すでに一種の文化にすらなっている。

しかし、それは病的な文化だ。このことは、日本人は多くの中国人の目に、依然として恐ろしい存在だと映っていることを示している。しかし、「反日」は何も変えられない。1日中日本製品ボイコットを叫んだところで、使うものは使う。永遠の恨みはなく、あるのは永遠の利益なのだ。

釣魚島尖閣諸島)の事件のとき、物寂しく哀れに感じたことを覚えている。群衆が口々に反日を叫びながら日本車や日系の店を破壊していった。怒りに我を忘れた若者たちは、自分たちはすごいことをやっているのだと考えていたのではないか。

私はそんな彼らに問いたかった。「意味があるのか?自分の金で買ったものは、すでに自分のものになっている。壊して損をするのは誰なのか。中国人ではないか。もうかるのは誰か。君たちが憎んでいる日本人ではないか」。壊してはまた日本製品を買う中国人を哀れに思わずにはいられなかった。

子どものころから親や教師やテレビに感化され、私も同じように日本を憎んでいた。しかし、2010年以降、日本についての情報が増えるにつれ、私の考え方は次第に変わっていった。何が良くて何が悪いのか。一体何のために死んで何十年にもなる旧日本兵を恨んでいたのか。考えてみるとおかしくなってくる。おそらく一部(多数かもしれない)の人間は、本当に現代の日本人にかなわないだろう。(翻訳・編集/北田

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