重金属による汚染耕地、「収穫は減らさず」に土壌改良へ―中国

Record China    2014年4月15日(火) 17時47分

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14日、中国は今年、重金属汚染耕地の総合的な修復作業を開始し、まず湖南省長株潭地区で試行を進めることになった。写真は湖南省産のコメ。

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2014年4月14日、人民日報によると、中国財政部、中国農業部は10日、中国は今年、重金属汚染耕地の総合的な修復作業を開始し、まず湖南省長株潭地区で試行を進めると発表した。中国財政部は、「中央財政は今年、湖南省の試行地区に特別資金を提供し、耕地の保護と質の向上を支援する。耕地の品質改善と汚染耕地の修復を強化し、重金属汚染耕地での環境基準を満たすイネの生産を実現し、国家食糧安全および国民の食生活の安全を保障する」と表明した。

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メディアは昨年、湖南省のイネに基準を超過するカドミウムが含まれていたことを報じ、社会の注目を集めた。中国国務院はこれを重視し、会議を開き検討し、全面的な手配と対策を講じた。さらに国務院関連部門に対して湖南省と共同で改善案を制定するよう求めた。中国農業部は専門家を招き、総合的な改善の全体方針と技術を提案した。

専門家によると、重金属汚染耕地は予防も改善も可能であり、イネのカドミウム蓄積もコントロール可能だ。土壌そのものにも、一定量のさまざまな重金属が存在しており、外部からの汚染により重金属の濃度が高まる。耕地の品質が低下し、土壌酸化などにより活性化された場合、農作物に吸収・蓄積される可能性がある。環境にやさしい耕作などの措置により、農作物の重金属吸収・蓄積をコントロールできる。

中国農業部は、「今年の試行は、その土地の状況に応じた措置を講じ、政府が指導し、農民が自主的に取り組み、収穫を減らさないという基本方針に基づき、技術と関連措置を合理的に制定する。土壌改良、地力強化などの環境にやさしい措置により総合的に改善を進め、イネの重金属濃度を基準内とする。汚染の深刻な一部耕地は農作物の栽培構造を調整し、イネの栽培を停止し、綿花、蚕、麻類などを栽培する。また残留物の行き先を管理し、耕地に戻ることを防ぐ」と表明した。

湖南省委員会・政府は試行を重視しており、関連事業の手配に向け幾度も特別会議を開いている。また試行の成果を各級政府の業績評価指標に盛り込んでおり、責任部門、責任者、具体的な村、土地を確定している。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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