胡徳平氏の訪日、専門家は「日本との膠着関係打破に向けた、中国の新しい試み」と分析―香港紙

Record China    2014年4月10日(木) 22時2分

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10日、香港・大公報(電子版)は、中国の胡耀邦元総書記の長男・胡徳平氏の日本訪問について、「膠着した関係打破を模索する中国側の新しい動きだ」とする専門家の見解を掲載した。写真は胡徳平氏。

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2014年4月10日、香港・大公報(電子版)は、中国の胡耀邦元総書記の長男・胡徳平(フー・ダーピン)氏の訪日について、「膠着した関係打破を狙う中国側の新しい動きだ」とする専門家の見解を掲載した。

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胡徳平氏は6日に日本入りし、元首相の福田康夫氏、鳩山由紀夫氏と会談。8日には菅義偉官房長官と会談。岸田文雄外相とも意見交換した。

こうした動きについて、日本問題に詳しい中国現代国際関係研究院の胡継平(フー・ジーピン)氏は「日本の官房長官が民間人と会見するのは異例のことだ」と指摘した。

また、会談場所が首相官邸と外務省であるなど、昨年訪日した対外友好協会の李小林(リー・シャオリン)会長より厚遇を受けたことについて、「胡徳平氏が訪日することの政治的意義の高さを示すものだ」という声もある。

中国社会科学院日本研究所の高洪(ガオ・ホン)副所長は、「民間人の胡徳平氏が日本側の意向を理解するために出向いたのは、膠着した日本との関係を打破したい中国が新しい方式を模索していることの表れだ」との見解を示した。(翻訳・編集/NY)

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