2014年4月3日、韓国メディアによると、韓国ギャラップが3月24〜27日に韓国の19歳以上の男女1119人に行った「金持ちに対する認識」の調査で、韓国人の金持ちの基準は25億ウォン（約2億4500万円）だということがわかった。

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金持ちの基準について、資産が「10億ウォン（約9800万円）以上」と答えた人は30％、「20億ウォン（約1億9600万円）」「100億ウォン（約9億8000万円）」と答えた人がそれぞれ10％、「50億ウォン（約4億9000万円）」と答えた人は8％で、平均すると25億ウォン前後となる。

また、「富豪のなかに尊敬できる人は多いと思いますか」との質問には、66％が「多くない」と回答。「多い」はわずかに19％で、回答を保留した人は15％だった。「国内で尊敬できる富豪は」との質問には、現代グループの鄭周永（チョン・ジュヨン）名誉会長やサムスングループの李健煕（イ・ゴンヒ）会長の名前が上がったが、60％以上は「いない」または「思いつかない」だった。

このほか、63％が「多くの金持ちが不正な手段でもうけている」と回答。「努力と知恵でもうけている」は23％にとどまった。ギャラップの関係者は、現代の韓国国民の金持ちに対する見方は友好的ではなく、金持ちに反感を持っているとしている。（翻訳・編集/北田）