韓国では日本車で行くと商談がまとまらない!韓国人が韓国車に乗っているという啓示―中国紙

Record China    2014年3月27日(木) 13時38分

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26日、中国紙・羊城晩報は「韓国人が韓国車に乗っているという啓示」と題した記事を掲載し、韓国の政策や韓国人の傾向は中国自動車業界発展のヒントになると指摘した。写真はニュージャージーにある韓国車販売店。

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2014年3月26日、中国紙・羊城晩報は「韓国人が韓国車に乗っているという啓示」と題した記事を掲載し、韓国の政策や韓国人の傾向は中国自動車業界発展のヒントになると指摘した。

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韓国人は、韓国国内に限らず、海外に在住していても韓国車を購入することが多く、他国製自動車を愛用するケースは少ない。これは、韓国自動車業界が発展し、韓国車の技術水準が進歩したこと以外に、韓国人の強烈な愛国主義から来る自国自動車産業への思い入れも大きく影響している。

韓国では商談の際に韓国車に乗って行けば商談成立の確率が高く、日本車に乗って行くと相手が嫌がり、商談がまとまらないことが多いといわれる。また、韓国車以外を運転していると、偏見などから駐車場の場所取りさえ苦労するケースが多いという。そのため、韓国では韓国車が特に目立つ。

海外では韓国人以外が韓国車を選択するケースも多い。例えば米国では、米国車や日本車、ドイツ車よりは目立たないものの、フランス車やその他の欧州系の車よりも占有率は高い。韓国車が安い割に品質が良いため、低所得者層に受け入れられているからだ。11年の韓国の自動車生産台数は465万8000台で、うち輸出台数は67.6%に当たる315万2000台にも上る。一方、中国の自主ブランド自動車は、政府が購入に力を入れているものの、中国人は外国車を好み、自国車の購入は韓国とはまだかなりの差がある。

韓国車が世界で受け入れられている理由は、韓国人が積極的に自国車を購入していることのほか、政府の政策的サポートや自動車業界の研究開発能力、品質やブランドイメージの向上、海外市場開拓の努力などがある。韓国人が積極的に自国車を愛用することは、韓国自動車業界をある程度は支えているものの、長期的な市場行動ではない。韓国車の優れたコストパフォーマンスこそが多くのユーザーを引きつけている魅力であり、それにプラスして韓国ユーザーの「偏見」が韓国車の競争力を後押ししている。これこそが、韓国車が中国に与えてくれたヒントである。(翻訳・編集/HA)

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