中国がEU産ワインの反ダンピング調査中止=太陽電池の報復として調査開始―中国

Record China    2014年3月24日(月) 6時0分

拡大

21日、RFI中国語版は記事「中国、EU産ワインの反ダンピング調査を取り止め」を掲載した。昨年6月、中国はEUの太陽電池製品反ダンピング課税に対する報復としてEU産ワインの反ダンピング調査を開始していた。写真は上海市、フランス産ワインの販売。

(1 / 6 枚)

2014年3月21日、RFI中国語版は記事「中国、EU産ワインの反ダンピング調査を取り止め」を掲載した。

その他の写真

中国商務部はEU産ワインに対する反ダンピング調査の中止を発表した。昨年6月6日、欧州委員会が中国製太陽電池製品に反ダンピング関税を課すと発表。翌7日、中国はワインに対するダンピング調査を開始すると発表した。EU産ワインの対中輸出のうち70%はフランス産。議論を主導したフランスに対する報復措置とみられていた。

その後、太陽電池製品の反ダンピング課税についてはEUと中国は和解したが、ワインに対する反ダンピング調査は継続されてきた。中国とEUワイン関連機関は過去4カ月で6回にわたる交渉を行い、覚書を取り交わし和解にこぎつけた。来週の習近平(シー・ジンピン)主席欧州訪問前の懸案解決となった。

ボルドーワイン委員会(CIVB)の統計によると、ボルドー産ワインの対中輸出は13年16%もの減少となった。ただし中国では反汚職キャンペーンにより高級酒の需要が低迷しており、反ダンピング調査の影響がどれほどあったかについては未知数だという。(翻訳・編集/KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携