このままでは韓国に奪われてしまう!韓国の世界遺産申請に焦る中国―中国メディア

Record China    2014年3月19日(水) 6時50分

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17日、韓国がオンドルの世界文化遺産登録を推進しているとの報道を受けて、中国メディアは「韓国の動きを黙って見ていてはダメだ」と主張した。写真は中国のオンドル。

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2014年3月17日、韓国がオンドルの世界文化遺産登録を推進しているとの韓国メディアの報道を受け、中国メディア・国際在線は「われわれは韓国の動きを黙って見ているだけではダメだ」と主張した。

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オンドルは東アジア地域の農村部における暖房手段の1つであり、古い歴史を持つ床暖房だ。中国と韓国が主な利用国だが、韓国は中国よりも先にオンドルを世界文化遺産に登録しようとしている。ここ数年、韓国は中国と重なる文化を世界文化遺産として次々と登録申請している。韓国のこうした「早い者勝ち」ともいえる行動に対し、中国はこれまで「悠久の歴史」や「名所旧跡の多さ」「奥深い文化」という優位性の上にあぐらをかいていただけだった。

中国は韓国のすることを、ただ指をくわえて見ているだけではダメだ。中国と日本、韓国には共通の文化が数多くある。世界文化遺産登録が「早い者勝ち」の状況であることは否定できない。中国には確かに数多くの優秀な伝統文化と文化資源がある。だが、それを自分たちだけで評価していてはダメなのだ。世界文化遺産に登録されても巨大な経済的利益は得られないが、国家の文化的ソフトパワーの建設につながる。

オンドルが韓国の世界文化遺産に登録されるか否かは別として、韓国の無形文化遺産保護に対する意識の高さと周到さを中国も見習うべきであろう。(翻訳・編集/本郷)

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