マレーシア航空機不明で露見した中国が抱える問題とは―中国メディア

Record China    2014年3月11日(火) 7時30分

拡大

9日、消息不明のマレーシア航空機をきっかけに、中国が抱える重大な問題が露見した。写真は中国の政治の中枢「中南海」。

(1 / 2 枚)

2014年3月9日、中国の軍事関連サイト・米爾網に、8日に消息を絶ったマレーシア航空機をきっかけに中国が抱える重大な問題が露見したと指摘する記事が掲載された。

その他の写真

同機に多数の中国人が搭乗していたことから、捜索・救援のため中国海軍の艦船を消息を絶ったとみられる海域に派遣するため、習近平(シー・ジンピン)国家主席や李克強(リー・カーチアン)首相が自ら指示を出すなどの対応を行った。しかし、同機が交信を絶ったのは8日午前1時20分なのに、中央軍事委員会が出動許可を出したのは8日午後11時50分、艦艇が現場海域に到着したのは10日になってからで、対応が明らかに遅れている。

指導部が一新されたにもかかわらず、政策決定のシステムは古いままになっていることが今回の事件で明白になった。上層部に情報が伝達されていった後に再び指示が順に伝わっていくのでは対応が遅れてしまうため、救援活動などは現場にもある程度の決定権を与えるシステム作りを早急に行う必要性がある。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携