2014年2月、韓国ではソチ五輪女子フィギュアスケートの判定が不公正だったとの怒りの声が上がっている。再審査を求めるネット署名は180万票に達した。

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21日未明（日本時間）、ソチ五輪女子フィギュアスケート・フリースケーティング（FS）が行われた。金メダルを獲得したのはロシアのアデリナ・ソトニコワ。前日のショートプログラム（SP）で首位だった大本命、韓国のキム・ヨナは敗れ、銀メダルとなった。

この結果に韓国からは不公正な判定だと怒りの声が上がっている。ソトニコワはFSで自己ベストを20点以上上回る驚異的な点数を獲得している。1月にハンガリーで行われた欧州選手権ではスケーティング技術などで減点されていたのに、ソチ五輪では全項目で加点されている、不自然な採点だった―というのが抗議している人々の主張だ。

韓国紙・東亜日報は「ホームグラウンド点とプーチン点が加点された」など過激な批判を展開するなど、まさかの敗北に韓国全体に怒りが広がっているようだ。

この怒りのすさまじさを示すのがオンライン署名サイト、Chang．orgの投票だ。試合終了から数時間後に再審査を求める署名プロジェクトが立ち上げられたが、22日午前6時現在で176万人もの署名が集まっている。（翻訳・編集/KT）