<ソチ五輪>もう出た!開会式の「四輪」Tシャツが大人気、でも法的に問題あり―中国紙

Record China    2014年2月12日(水) 4時46分

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10日、ソチ五輪の開会式で雪のオブジェの一つが故障で開かず、五輪マークになるはずが四輪になったが、それをあしらったTシャツが発売され、国内外のネットショップで早くも大人気になっている。

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2014年2月10日、北京晨報によると、ソチ五輪の開会式で雪のオブジェの一つが故障で開かず、五輪マークになるはずが四輪になったが、それをあしらったTシャツが発売され、国内外のネットショップで早くも大人気になっている。

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中国最大のインターネットショッピングサイト・陶宝(タオバオ)を見ると、多くの業者が「四輪」Tシャツを扱っている。最も販売量が多い浙江省の業者は、8日の午後8時過ぎにはTシャツを出品。9日午後7時半までの約24時間で223着の注文を受けている。陶宝で販売されている「四輪」Tシャツは中国製がほとんど。中国の各工場は春節(旧正月)休みで人手不足のため、どの業者のサイトも品薄状態になっている。20数元(約400円)から200元(約3400円)以上のものもあり、価格はまちまちだ。携帯ケースなども売られている。

海外のネットショップでも、同様のTシャツが「Sochiproblem T−shirt(ソチプロブレムTシャツ)」として販売されている。価格は15.95〜29.45ドル((約1600〜3000円)と多少の開きがある。

こうした状況に法律の専門家は、雪のオブジェのデザインをそのまま使用していることから「商標権の侵害にあたる」と指摘。「オリンピック・シンボルの保護に関するナイロビ条約」によれば、五輪マークや五輪マークに似ているデザインが使用された商品に対し、国際オリンピック委員会(IOC)は侵害行為の停止や損害賠償を請求できるとしている。(翻訳・編集/本郷)

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