北朝鮮が粛清強化、親中派「中国の犬」3000人超を山間部へ追放―中国メディア

Record China    2014年1月30日(木) 20時10分

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29日、北朝鮮と中国との関係のカギを握っていた張成沢氏らの処刑に続いて、北朝鮮で親中派3000人以上が山間部に追放されたという。写真は新義州。

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2014年1月29日、中国メディア・海口網は、北朝鮮と中国との関係のカギを握っていた張成沢(チャン・ソンテク)氏らの処刑に続いて、北朝鮮で親中派3000人以上が山間部に追放されたと報じた。

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日本メディアによると、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記は昨年12月に叔父の張成沢氏を処刑した後、首都・平壌だけでなく、恵山や茂山、経済特区の羅先など中国と国境を接する地域でも軍隊や秘密警察を増員してホテルやカジノの従業員、貿易業者、脱北者の家族などを拘束し、合計3000人以上を山間部へ追放した。金第1書記が「中国の犬狩りを無慈悲に進めよ」と命じたとされており、ここで言う「中国の犬」とは親中派の人々を指すという。

また、韓国紙・朝鮮日報によると、張氏の処刑以降、北朝鮮内部では不安定さが増しており、政府高官の家族が神頼みしたり、占いに頼る傾向が強くなっている。北朝鮮の関係者は「北朝鮮では昨年、迷信に関連する行為の管理が強化され、占いなどに頼る人が大幅に減少していた。しかし、張氏の処刑以降再び増加しており、その主な顧客は夫がいつか逮捕されるのではないかと不安を抱く高官夫人たちだ」と証言する。一部の高官夫人たちは占い師の所へ出向いた際に知人と遭遇するのを恐れ、占い師をわざわざ自宅に招いているという。(翻訳・編集/HA)

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