大韓航空機、離陸前に衝突事故起こすも日本まで運航=韓国ネット「不安で乗れない」

Record China    2020年8月3日(月) 9時50分

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31日、韓国・マネートゥデイは「2018年に大韓航空機がエンジンに問題が生じた状態のまま日本まで運航していた事実が摘発された」と伝えた。写真は大韓航空機。

2020年7月31日、韓国・マネートゥデイは「2018年に大韓航空機がエンジンに問題が生じた状態のまま日本まで運航していた事実が摘発された」と伝えた。

記事によると、仁川(インチョン)国際空港機関運営監査の結果、2017~18年に仁川国際空港内で航空機とタラップの衝突事故1件、航空機の誘導路への無断進入8件が発生していたことが分かった。この9件は義務報告対象の航空安全障害に分類されるが、仁川国際空港公社と航空会社は国土交通部に報告していなかったという。

このうち「航空機とタラップの衝突事故」は18年4月6日、大阪行き大韓航空機で発生したものだが、この事故で航空機のエンジンの空気吸入口カバーが損傷したにもかかわらず、当該航空機はそのまま大阪まで運航していたという。大韓航空は大阪到着後に損傷を発見し、仁川国際空港公社に確認を要請。衝突を起こしていたことを伝えられたが、国土交通部には「日本到着後に事故が発生した」とうその報告をしていた。公社からは事故について報告しなかったという。

監査院は「公社社長に対し、二度と報告を怠ることがないよう業務を徹底を求めた」としている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「事故が起きなくてよかったけど、責任者は処罰しないと」「不安で飛行機に乗れないよ。航空会社も空港も処罰を」「玄界灘に水葬されるところだった。機長をはじめ当時の関係者を全員逮捕して調べるべきだ」「大韓航空の免許を取り上げるべき。韓進グループに航空会社の運営を任せてはいけない」などの厳しい声が殺到している。

また「われわれが知らないだけで、実はこういうことってたくさんあるんだろうな」「監査院長は何をしているのか。税金がもったいない」などの声も上がっている。(翻訳・編集/麻江)

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