朴槿恵大統領の人気が中国で急上昇、その「真の理由」とは=高圧的な日本に中韓共同戦線で対抗するため―中国メディア

Record China    2014年1月27日(月) 7時10分

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25日、中国の軍事関連ネット掲示板・米尓社区に、「朴槿恵大統領が中国に好かれている真の理由」と題した記事が投稿された。

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2014年1月25日、中国の軍事関連ネット掲示板・米尓社区に、「朴槿恵(パク・クネ)大統領が中国に好かれている真の理由」と題した記事が投稿された。以下はその概要。

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北京市内のある有名書店では、中国で65万部のベストセラーとなった米ハーバード大学元教授、エズラ・ヴォーゲル氏の「トウ小平 上/下」と並んで、朴大統領の著書3作品がずらりと並んでいる。朴大統領の自伝は昨年5月の出版当時、ノンフィクション部門で売り上げランキング20位を記録したが、最近になって10位に急上昇。これは中国における朴大統領の人気の高さを示している。

なぜ、朴大統領が中国で人気なのか?その理由は3つある。1つは、歴史と領土の問題だ。韓国は、日本の政治家による靖国神社参拝や従軍慰安婦問題、安倍晋三首相の無知な歴史認識に対し、中国と統一戦線を張るべきだと主張している。竹島(韓国名:独島)と尖閣諸島(中国名:釣魚島)は日本が略奪した植民地の産物であり、中韓両国は国際舞台で緊密な協力関係を結ぶべきだという。

2つめは地域間協力である。日本は米国の庇護の下、集団的自衛権回復活動を推し進め、日米同盟を強化しようとしている。米政府の「アジア回帰」戦略は、アジアの安全保障にとって大きな障害になっている。日本は韓国や中国に対する自由貿易協定(FTA)に消極的であり、アベノミクスは最終的にアジア地域に経済危機をもたらすだろう。このため、中韓両国は力を合わせて、これに対抗すべきなのだ。

最後の理由は、日本の高圧的態度である。「韓国や中国と首脳会談をしなくても大した問題ではない」「朝鮮半島に非常事態が発生すれば、韓国は日本に協力を要請する」「米国との関係が安定したものであれば、われわれの安全は保障されたも同然」といった日本の態度をみれば、安倍氏の首相在任中は、日韓関係の修復はあり得ず、中韓関係はより強固なものになるだろう。(翻訳・編集/本郷)

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