「あまちゃん」で日韓対立、韓国が世界遺産に正式申請へ―中国紙

Record China    2014年1月27日(月) 11時57分

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26日、韓国が海女文化をユネスコ無形文化遺産の登録に向けて正式に申請することになり、日韓での争いが深まろうとしている。写真は韓国の海女博物館。

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2014年1月26日、人民日報(電子版)によると、2013年に日本で大ブームとなったドラマ「あまちゃん」の題材ともなった「海女」だが、韓国が海女文化をユネスコ無形文化遺産の登録に向けて正式に申請することになり、日韓での争いが深まろうとしている。

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韓国KBSによると、韓国でも済州島を中心に古くから続く伝統を誇っており、1970年代まで4000人を超える海女さんがいた。しかし、現在その数は大幅に減少しており、高齢化が進んでいることもあって、韓国政府は海女文化を文化遺産として登録しようと準備を進めてきたが、登録準備は日本から様々な妨害を受けてきたと主張している。一方、日本も海女文化を文化遺産として登録しようとしており、AFP通信など各国メディアを通じてアピールしているほか、2013年にはNHKが連続ドラマ「あまちゃん」を放送し、一大ブームを巻き起こしている。

韓国済州大学の専門家は、海女文化の文化遺産には政府の支援が不可欠だとし、海女文化は済州島に続くものであり、無形文化遺産代表リストには登録されているものの、国策としてより多くの支援が欠かせないと指摘している。

済州海女文化遺産申請委員会は3月末にもユネスコ世界遺産委員会に海女文化の登録を正式に申請する計画だという。(翻訳・編集/岡田)

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