米の失望を招いた靖国参拝=韓国の“チャンス”に、「米国での地位向上につながる」―韓国メディア

Record China    2014年1月10日(金) 13時8分

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9日、韓国・朝鮮日報中国語サイトは、「米国の安倍氏に対する“失望”、韓国のチャンスに」と題した記事を掲載した。資料写真。

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2014年1月9日、韓国・朝鮮日報中国語サイトは、「米国の安倍氏に対する“失望”、韓国のチャンスに」と題した記事を掲載した。以下は概要。

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先般靖国神社を参拝した安倍首相について、米シンクタンク・戦略国際問題研究所(CSIS)の関係者は、「安倍氏は個人の信念にとらわれ、他国が日本をどのように見ているのか認識できていない。今回の参拝は安倍氏の失態であることは明らかだ」と評している。

報道によると、日米同盟が東北アジアにおける米国の戦略の中心であることに変わりはないが、安倍氏に対する評価は著しく低下している。そのため「日韓関係悪化において、日本がより大きい責任を担うべきであるとの考えが広がっている。これは、韓国が外交分野における地位向上につながる」と指摘する声もある。

安倍氏の靖国参拝前、米国の政府関係者とメディアは、「日韓関係の悪化は韓国に責任がある」とみていた。というのも、日本は韓国に対し首脳会談の提案を行い、両国関係の改善に対する姿勢を見せていたのに対し、韓国が全く取り合わなかったからだ。ところが、安倍氏が米国の忠告も聞かず靖国を参拝したことは、米国にとって大きな衝撃となった。これにより米政府関係者の考えは大きく変わり、米国が韓国の立場を理解する機会をつくる結果となった。

専門家は「安倍氏の参拝問題により、米国はすぐに日本に圧力をかけることはないが、長期的にみれば、韓国の米国での地位向上につながる」と分析している。(翻訳・編集/内山

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