中国海警が尖閣諸島付近の領海を航行=自衛隊増強計画に反発―中国メディア

Record China    2013年12月23日(月) 10時43分

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22日、中国国家海洋局は、中国海警の船舶4隻が尖閣諸島の領海内を巡航したと発表した。写真は中国海警の船舶。

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2013年12月22日、中国国家海洋局は、中国海警の船舶4隻が尖閣諸島近くの自国領海内を巡航したと発表した。中国新聞網が伝えた。

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昨年9月から今年9月までの1年間で、中国は尖閣諸島領海内に船舶を合計59回派遣し、最長航行時間は28時間を超え、島への最接近距離は0.28海里だった。

日本は尖閣諸島と竹島問題を教科書に明記させる方針を固めており、17日に閣議決定した「防衛計画の大綱」では離島奪還のための陸上自衛隊「水陸機動団」の編成を盛り込んだ。日本は今後、水陸両用車52両、機動戦車99両、オスプレイ17機、F35戦闘機28機などを導入していく。

中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は17日、日本の軍事・安全保障政策は地域の安全保障環境に影響を及ぼしているとして、歴史を正視して真剣に反省し、地域の国々の正当で理にかなった安全保障上の関心を尊重し、平和的発展の道を進んでほしいと述べた。

尖閣問題について、外交部は「釣魚島およびその付属島嶼は古来より中国固有の領土であり、歴史的、法的根拠を有する」として、「現在の緊張状態は日本が一方的に作り出したものであり、現状を改変しようとしているのは中国ではなく日本である」と主張している。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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