2013年12月22日、中国新聞網は記事「安倍政権発足1年：日中関係、日韓関係の改善は道筋すら見えず」を掲載した。

【その他の写真】

安倍政権発足から1年が過ぎた。日本メディアはこの1年の成果を振り返っているが、懸案である日中関係、日韓関係の改善は突破口を見いだせないままだ。首脳会談実現の見通しもなく、厳冬期が続いている。

特に日中関係は尖閣問題をめぐって激しいつばぜりあいが続いている。安倍首相は繰り返し「対話の窓口は開いている」と表明。日本側はオープンだとの姿勢を示し、国際社会の支持を取り付けたい構えだが、必ずしも狙い通りには進んでいない。今秋注目を集めた中国の防空識別圏問題にしても、各国の航空会社は中国の要請に従いフライトプランを提出。撤回を求める日本政府の立場とはうらはらに既成事実化が進んでいる。（翻訳・編集/KT）