ゴルフが必修、富豪子弟の学ぶ貴族小学校―広東省恵州市

Record China    2007年5月18日(金) 3時9分

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2007年4月27日、広東省恵州市の某私立小学校を取材した。全校生徒はわずか30人足らず、いわゆる「貴族学校」といわれ、少数精鋭教育を売り物にしている。毎週受けるゴルフのレッスンは必修科目。

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2007年4月27日、ゴルフが必修科目という広東省恵州市の某私立小学校をレコードチャイナのカメラマンが取材した。全校生徒はわずか30人足らず、いわゆる「貴族学校」といわれ、少数精鋭教育を売り物にしている。当然のことながら教育費は驚くほど高額で、親が一年間に支払う学費は3万6000元(約54万円)、市内では最も学費が高い学校だという。子どものプライバシー保護のため、学校のパンフレットには全員がお面をつけて撮った集合写真が載せられているが、どこか異様でもある。

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貴族学校と呼ばれる私立学校が今、中国国内で雨後のたけのこの如く急増している。幼稚園から大学まで、さまざまな特徴を売り物にした学校が次々登場し、わが子に少しでも良い教育をと思うお金持ちたちは血眼で学校探しに奔走する。しかし学校経営者の多くが教育者ではなく実業家であり、教師の資質や教育内容に問題がある学校も少なくないようだ。***

ただ全国的に見れば、学校選びに頭を悩ませている人はほんの一握りで、年間の教育費が100元(約1500円)に満たない公立小学校にさえわが子を通わせられない貧しい人たちのほうが圧倒的多数である。教育はまさに中国の極端な貧富の差を象徴している。(翻訳編集・WF)

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