北朝鮮にもう「ナンバー2」は現れない=張成沢氏粛清で独裁色強まる―米メディア

Record China    2013年12月11日(水) 22時40分

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10日、米華字メディア・多維新聞は、北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が実質ナンバー2と見られていた叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を粛清したことについて、米国の複数のメディアの報道を紹介した。写真は平壌。

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2013年12月10日、米華字メディア・多維新聞は、北朝鮮の最高指導者・金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が実質ナンバー2と見られていた叔父の張成沢(チャン・ソンテク)氏を粛清したことについて、米国の複数のメディアの報道を紹介した。

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米ニュースサイト、ハフィントン・ポストは9日、「金第1書記は身の毛のよだつ信号を発した」と表現し、「父・金正日(キム・ジョンイル)氏から2年前に継承した政権は依然として確かなものだ」と報じた。

AP通信も同日、「北朝鮮ナンバー2の政治生命は突然終わりを迎えた」とした上で、「これほどの重要人物を除いたことで波紋が広がり、誤った判断を招き、北朝鮮による韓国攻撃まで引き起こしかねないと懸念する声がある」と伝えた。

ビジネスウィーク誌も9日、韓国朝鮮大学の楊武仁教授のコメントを引用し、「北朝鮮は現在だけでなく、今後もナンバー2の出現を許さないことが、このニュースから明らかになった」と伝えた。(翻訳・編集/NY)

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