中国軍事専門家「中国の造船能力は日本のはるか上を行く」=海保「あきつしま」に対抗意識―中国メディア

Record China    2013年12月9日(月) 21時20分

拡大

9日、中国の軍事専門家は、日本の大型巡視船「あきつしま」が11月28日、海上保安庁に引き渡されたことについて、「中国の造船能力は日本のはるか上を行く。中国には同規模の巡視船を建造する能力がある」との見解を示した。写真は中国の巡視船・漁政312。

(1 / 2 枚)

2013年12月9日、中国の軍事専門家で少将の尹卓(イン・ジュオ)氏は、日本の大型巡視船「あきつしま」が11月28日、海上保安庁に引き渡されたことについて、「中国の造船能力は日本のはるか上を行く。中国には同規模の巡視船を建造する能力がある」との見解を示した。人民日報(電子版)が伝えた。

その他の写真

「あきつしま」は全長約150メートル、総重量約6500トン、総工費は約230億円。40ミリ機関砲やヘリコプターなどを装備する。海上保安庁の巡視船としては「しきしま」と並び最大級。今後、日本周辺海域の警備やテロ対策などの役割が想定されている。

海上保安庁の佐藤雄二長官は引き渡し式で、「周辺海域の情勢は緊迫を増している。海上保安任務の柱として期待している」と述べた。

尹氏は、中国が1万トン級の巡視船を尖閣諸島周辺海域に投入する可能性について、「中国の造船能力は高く、すでに日本のはるか上を行っている。中国には対等の1万トン級巡視船を建造する能力がある」と自信を示した。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携