「中国のせいにばかりするな!」 韓国で悪化する大気汚染、世論の怒りの矛先は政府へ―韓国メディア

Record China    2013年12月6日(金) 19時4分

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6日、韓国で起きている大気汚染について、「韓国政府の対応が不十分」との指摘が出ている。写真は中国南京市の大気汚染。

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2013年12月6日、韓国・中央日報によると、韓国で起きている大気汚染について、「韓国政府の対応が不十分」との指摘が出ている。国際在線が伝えた。

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韓国ソウル市政府は5日午後、初めてPM2.5警報を発令した。韓国国内では「灰色汚染」に対する不安が高まっている。韓国の一部メディアは中国のスモッグが元凶だと伝えているが、韓国国立環境科学院と韓国政府の責任を指摘する世論の声もある。「責任をすべて中国に押し付けるよりも、政府は自らの無策を反省すべき」というのだ。

2日より、韓国の首都圏ではスモッグが発生し、状況は悪化し続けている。韓国国立環境科学院は3日と4日に汚染物質の飛来について、間違った予報を流した。また、韓国環境部は半年前に、中国政府と共同でスモッグや大気汚染問題を解決するとしていたが、現在も進展は見られていない。

報道では、「責任をすべて中国に押し付けることはできない」とし、韓国政府がこれまでに対策をとっていないことや、汚染源の特定もできていないことを批判している。

ソウル市立大学の環境科学部の董宗仁教授は、「首都圏の汚染物質の増加は、中国の汚染物質の影響を受けていることに加えて、首都圏にもともとあった汚染物質や大気が停滞していることなどの要因が重なって起きている。われわれは中国政府に大気汚染改善を要求するとともに、自ら対策を講じるべき」としている。(翻訳・編集/北田

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