<米副大統領訪中>以前から計画されていたもの、防空識別圏のためだけではない―中国メディア

Record China    2013年12月4日(水) 16時33分

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4日、南方都市報は、バイデン米副大統領の訪中について、「以前から計画されていたもの」と強調した上で、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏に特化した訪中だとする論調を否定した。写真は北京の釣魚台迎賓館。

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2013年12月4日、アジア歴訪中のバイデン米副大統領が中国入りする。今回の訪中は、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏によるものとする向きがある。しかし実際には、中国の王毅(ワン・イー)外相が9月中旬に訪米し、副大統領と会談した際に、中国の指導者からのあいさつと訪中の要請をしていたことで実現したものだ。南方都市報が伝えた。

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ホワイトハウスの報道官は先ごろ、バイデン副大統領の訪中について、「計画されて久しいもの」と明言した上で、「中国の指導者と直接議論できる機会だ。副大統領は米国の主張をあらためて表明するだろう」と述べている。報道官はまた、「オバマ大統領は米政府機関閉鎖への対応のため、アジア歴訪を取りやめた。バイデン副大統領の今回の歴訪の目的は、アジア太平洋地域で米国の存在感をあらためて示すことだ」とも述べた。

この時期に各国の指導者が相次いで訪中するのは、先日閉幕した三中全会の決定事項を把握したい意向があるためだとみられている。米国は、三中全会閉幕後すぐ、ルー財務長官をオバマ大統領の特別代表として中国に派遣している。(翻訳・編集/NY)

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