韓国現代社長「恥ずかしくて穴があったら入りたい」=海外工場視察で衝撃を受けたと明かす―韓国メディア

Record China    2013年12月4日(水) 14時26分

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3日、中国網によると、韓国・朝鮮日報は2日、現代自動車の尹甲漢(ユン・ガッパン)社長(蔚山工場長)が書いた社内報の記事が公表され、話題を呼んでいると報じた。写真は現代自動車の車。

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2013年12月3日、中国網によると、韓国・朝鮮日報は2日、現代自動車の尹甲漢(ユン・ガッパン)社長(蔚山工場長)が書いた社内報の記事が公表され、話題を呼んでいると報じた。

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尹社長は同日、「開放の広場」という名の社内報に「どのように我々の仕事を守るか」と題する記事を寄せた。記事には「私は今、憂うつな気持ちで、自尊心が切り裂かれた思いだ。今回の訪問で、我々はこれまでの取り組みをしっかりと反省しなければならない」と書かれていた。

尹社長は11月18〜23日、幹部らとともにロシア・サンクトペテルブルクと東欧のチェコにある同社工場を視察に訪れた。ロシア工場は2008年6月に竣工し、年間20万台を生産している。2006年に竣工したチェコ工場も、年間30万台を生産している。

記事では「蔚山工場は“兄”として、“弟”であるロシアとチェコの2工場にすべての技術を伝えた。韓国には『弟にはなく、兄にしかないものがある』ということわざがある。私は以前、このことわざを信じていたが、実際に“弟”である工場を視察して、恥ずかしくて穴があったら入りたい気持ちになった。私の考えは間違っていた」と記されていた。

また「韓国が頭を悩ませている非正規労働者の問題は、2工場には存在しない。チェコ政府は派遣社員の比率の上限を25%に定めており、労使のもめごとが起きにくい。ロシアも地方政府が注意深く監視しているため、工場の運営に関する問題はほとんど起きない」とし、「現在は、各メーカーの設備や部品などに差はほとんどない。人件費や製品の質、企業の生産レベル、競争力が試される。平均年収が1億ウォン(約970万円)に近づいている韓国で、労使双方は何を考えるべきか?」と問いかけた。

同社は今年7月までに1000億ウォン(約97億円)を投じて蔚山工場を改修し、1時間に40台の生産が可能となった。しかし、1時間の生産台数を現行の32台から38台に引き上げるという方針が労働組合の理解を得られず、現在もなお工場は稼働していない。(翻訳・編集/北田

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