北朝鮮ナンバー2の失脚報道、「韓国は北朝鮮に敏感すぎる」=平壌はいつも通りの平静―中国メディア

Record China    2013年12月4日(水) 10時58分

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3日、韓国・聯合ニュースは同国の国家情報院の情報を引用し、北朝鮮・張成沢氏が失脚した可能性が高いと報道。写真は平壌。

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2013年12月3日、韓国・聯合ニュースは同国の国家情報院の情報を引用し、北朝鮮張成沢(チャン・ソンテク)氏が失脚した可能性が高いと報道。聯合ニュースによると、先月下旬に側近2人が公開処刑されて以来、張成沢氏は公式の場に姿を見せていない。環球時報が伝えた。

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張成沢氏は金正日(キム・ジョンイル)総書記の実妹・金敬姫(キム・ギョンヒ)の夫で、金正恩(キム・ジョンウン)第1書記の叔父。国防副委員長を務め、金第1書記の事実上の後見役として知られている。

韓国メディアは北朝鮮高官の人事異動に非常に敏感で、関連の報道にはデマも少なくない。以前、韓国メディアは金敬姫が病に倒れたと報道したが、2日もしないうちに金敬姫は姿を見せた。韓国メディアの報道によれば、情報元は同国の国家情報院だが、同院は報道に関してコメントしておらず、報道の真偽のほどは定かではない。

一方、韓国の公共放送局・KBSは同国の軍の発表を報道。韓国軍によると、張成沢氏の失脚が報道されているが、北朝鮮の朝鮮人民軍は2日から毎年恒例の冬季訓練に突入しており、現時点では異常はみられていないという。さらに、北朝鮮の首都・平壌に駐在する中国人記者は、「いつもと変わった様子はなく、張成沢氏に関連した報道も噂も流れていない」と証言している。(翻訳・編集/内山

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