韓国、日本植民地時代の被害者名簿を「世界記憶遺産」登録へ=「ユネスコの趣旨と一致する」―韓国メディア

Record China    2013年12月3日(火) 11時2分

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2日、韓国メディアによると、韓国学術界は、日本が朝鮮半島を植民地支配した時期の数十万の強制労働者の名簿をユネスコの「世界記憶遺産」に登録する方案の提出を検討しているという。資料写真。

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2013年12月2日、韓国メディアによると、韓国学界は、日本が朝鮮半島を植民地支配した時期の数十万の強制労働者の名簿を国連教育科学文化機関(ユネスコ)の「世界記憶遺産」に登録する方案の提出を検討しているという。3日付で新華網が伝えた。

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韓国・聯合ニュースによると、先ごろ韓国駐日本大使館で発見された「日本帝国主義時代に強制徴用された者の名簿」の中には、22万9000人余りの韓国人の名前が記されていた。韓国政府が1950年代に整理したこの資料によれば、これらの韓国人は第2次大戦期に日本によって強制徴用されていた。

このほか、韓国政府は1957年と2005年にも資料をまとめており、それぞれ28万5000人、11万人の強制労働者の名前が記されている。

ソウルの崇実大学歴史学教授の黄民浩氏は、「これらの文献資料の価値を考慮し、韓国歴史学界は現在、ユネスコの『世界記憶遺産』に登録する方案をまとめている」とした。同氏は「被害者名簿は文化遺産。ユネスコの“文化財産の発見と保護”という趣旨と一致する」とした上で、「我々はこれらの資料を活用し、人々に平和と人権の重要性を訴えていきたい」とした。(翻訳・編集/北田

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