<防空識別圏>中国が日米の軍機監視、緊張が常態化する恐れ―米紙

Record China    2013年12月3日(火) 5時40分

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2日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(中国語電子版)は、「中国の防空識別圏による地域情勢緊迫化、常態化する恐れ」と題する記事を掲載した。写真は北京の日本車に貼られた尖閣防衛ステッカー。

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2013年12月2日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルの中国語電子版は、「中国の防空識別圏による地域情勢緊迫化、常態化する恐れ」と題する記事を掲載した。

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尖閣諸島(中国名・釣魚島)を含む東シナ海上空に中国が防空識別圏を設定した問題で、中国は先週初めて「圏内に侵入した日米の軍機を監視している」と表明した。これにより、東シナ海上空での対立が常態化する見通しとなった。中国が領有権問題において日本への対抗意識を強めるにつれ、誤解が深まるだけでなく、危険性も高まっており、米国を巻き込んだ軍事衝突に発展する可能性も出ている。

米国の政府関係者は、仮に米国が中国の識別圏内への飛行を減らした場合、国民に「中国の主張に屈した」と思われかねないと懸念する。このため不安定要素はさらに拡大し、中国が領土問題で日本への強硬姿勢を強める結果を招いている。

米国は一貫して領土問題への関与を避ける意向だが、日本の劣勢を歓迎するわけではない。米国は長期的な観点から、中国の軍事力拡大に対し、日本がうまく状況をコントロールすることを望んでいる。(翻訳・編集/AA)

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