<防空識別圏>南シナ海での設置にフィリピン、ベトナムが懸念表明―海外メディア

Record China    2013年11月29日(金) 18時45分

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29日、海外の複数のメディアは、中国が東シナ海上空に設定した防空識別圏について、フィリピン・ベトナムから懸念の声が上がっていると伝えた。写真は南シナ海の中国軍艦。

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2013年11月29日、海外の複数のメディアによると、中国の防空識別圏について、フィリピン・ベトナムから懸念の声が上がっている。参考消息網が伝えた。

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フランス通信社や台湾・中央社によると、フィリピンのアルバート・デル・ロサリオ外相は、中国の防空識別圏設定について、「南シナ海に識別圏を設定する可能性が高まった」とした上で、「中国が南シナ海上空を支配下に置く恐れがある」と懸念を示した。

日本メディアは28日、東南アジア諸国連合(ASEAN)各国が東シナ海に防空識別圏を設定した中国の動きを注視していると指摘。ベトナム国営のダットビエット紙(電子版)が25日、「われわれは中国の行動を注視しなければならない」と報じたことを伝えた。

中国外交部の秦剛(チン・ガン)報道官は27日の記者会見で、南シナ海でも防空識別圏を設ける考えがあるかとの問いに、「準備作業が終われば、適切な時期に発表する」と応じ、設定作業を進めていることを認めている。(翻訳・編集/NY)

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