米爆撃機の中国防空識別圏への進入、「米国が日本の味方だというわけではない」―英大学教授

Record China    2013年11月29日(金) 20時46分

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28日、英BBC中国語版によると、中国が設定した防空識別圏を25日に米爆撃機2機が飛行したことについて、専門家は「米国は決して日本の味方だというわけではない」との見方を示した。写真は米軍のF−16戦闘機。

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2013年11月28日、英BBC中国語版によると、中国が設定した防空識別圏を25日に米爆撃機B52、2機が飛行したことについて、専門家は「米国は決して日本の味方だというわけではない」との見方を示した。

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英ノッティンガム大学中国政策研究所の曾鋭生(ズン・ルイション)教授は、中国が設定した防空識別圏と重なる日韓の防空識別圏は、1950年代に米国が設定したものを後に受け継いだものだとし、「このことは防空識別圏をめぐる対立の構図が中国対日本・韓国ではなく、中国対米国であることを意味している」と述べた。

さらに同教授は、米国も中国と日本の領土問題に巻き込まれないよう気を使っていると指摘する。「防空識別圏に進入した米軍機が日本ではなく、自国領土の基地(グアム)から飛び立ち、途中、日本や日本の基地に立ち寄らなかった。これは、米国政府が『日本と共同して中国に対応する』ことを意味しておらず、『中国側の対応は多くの問題を引き起こす』という警告だ」としている。(翻訳・編集/北田

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