周辺国との良好関係重視する習主席の外交理念、日本は除外?―韓国メディア

Record China    2013年11月26日(火) 5時10分

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25日、韓国・朝鮮日報中国語サイトは、中国の習近平国家主席が掲げる周辺諸国との外交理念「親、誠、恵、容」から日本は除外されるとの見方が有力だと伝えた。写真は習近平国家主席。

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2013年11月25日、中国の王毅(ワン・イー)外相によると、習近平(シー・ジンピン)国家主席は先月末に開いた外交政策座談会で「親、誠、恵、容」の4つの理念を示した。韓国・朝鮮日報中国語サイトが伝えた。

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中国外交部によると、王外相は党・政府の幹部が出席する報告会で、習主席の4文字の外交方針を伝えた上で、「これは中国が平和的発展に向けて堅持しなければならない『活力ある』宣言だ」と強調。「中国の発展は他国の国益を犠牲とするものであってはならないし、同時に中国の正当な権益が侵害されるのを許すこともできない」と述べた。

習主席は就任後、「北」のロシア、「西」の中央アジア諸国、「南」の東南アジア諸国を相次いで訪問し、関係強化を図ってきた。中国政府の外交筋は「中国は14カ国と国境を接している。周辺諸国との安定的な関係を維持することが、中国の発展に向けた必要条件だ」と述べている。残された「東」の韓国を習主席は来年訪問する予定だ。

対日関係には「親、誠、恵、容」の4理念が適用されないとの見方が有力だ。王外相は、「日中関係が悪化しているのは、日本がつくり出したものであって、中国が望んだものではない」と述べた。中国は23日、日本と領有権を争う東シナ海に防空識別圏を設定すると発表、日本を軍事的に圧迫した。王外相は「日本は現実を直視し、慎みある発言と行動を行い、中国の主権に損失を与える行動をすべきではない。歴史を鑑にしなければ、未来は開けない。平和を目指さなければ、隣国の信頼を得られない」と指摘した。(翻訳・編集/NY)

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