4月の貯蓄額が史上最大幅の減少、資金は過熱する株式市場へ

配信日時:2007年5月14日(月) 10時54分
4月の貯蓄額が史上最大幅の減少、資金は過熱する株式市場へ
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2007年5月13日、中国人民銀行は4月の金融統計を発表した。一般市民の貯蓄額が約2兆5000億円の史上最大幅の減少を記録。この資金は主に株式市場に流れ込んだと見られる。写真は空前の活況を見せる証券会社。
2007年5月13日、中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は4月の金融統計を発表した。4月の一般市民の貯蓄額が3月比で1674億元(約2兆5000億円)と史上最大幅の減少を記録し、注目を集めている。

国泰君安証券・林朝暉(リン・ジャオフイ)研究員によると、この2兆5000億円という膨大な資金は、高騰を続ける株式市場に流れ込んだと推測している。一般投資家の株式市場への余りにも急速な傾倒は、市場の不安定化をもたらすものとして警鐘を鳴らした。***

銀行の貸出額も大幅な伸びを記録し、3月よりも1058億元(1兆5800億円)多い4220億元(6兆3300億円)の新規貸し付けが行われた。この新規貸し付けの伸びも史上最高となっている。4月の貿易黒字も168.8億ドル(約2兆円)と好調、経済の過熱ぶりには拍車がかかる一方で、中央銀行は利上げの時期を大幅に早めると見られている。(翻訳/編集・KT)
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