カンガルー肉、高級食材として中国へ―豪華字メディア

Record China    2013年11月22日(金) 18時46分

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20日、オーストラリア産のカンガルー肉が将来、高級食材として中国に輸出される可能性が高くなってきた。

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2013年11月20日、豪華字メディアのオーストラリアン・ニュー・エクスプレス・ デイリーによると、オーストラリア産のカンガルー肉が将来、高級食材として中国に輸出される可能性が高くなってきた。21日付で環球時報(電子版)が伝えた。

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中流階級が急増する中国では、肉の消費量も拡大。世界貿易機関(WTO)によると、過去8年間で食肉需要は約17%増えた。

中国政府はオーストラリアの貿易業者に対し、カンガルー肉の輸出許可をまだ出していない。だが、バーナビー・ジョイス農相は「カンガルー肉輸出はウィン・ウィンの貿易だ。中国側とさらなる協議を重ねたい。中国市場には大きな可能性がある」と語った。オーストラリア最大のカンガルー肉や野生動物肉の販売会社、マルコ・ミーツのボーダー社長も、「中国市場に参入できれば、これほどいいことはない」と意欲を見せている。北京市内のレストラン店主、王軍(ワン・ジュン)さんは、カンガルー肉について「ダメなことはない。おいしければいいんだ」と話す。

一方、カンガルー肉に対し、すべての中国人が興味を持っているわけではない。北京出身の大学生は「あんなかわいい動物を食べたりできない」と話す。オーストラリア国内でも、2008年に行われた政府の調査で、国民の約2割が倫理的理由から「カンガルー肉は絶対に食べない」と答えている。また、カンガルー肉を年に4回以上食べる国民は15.5%でしかなかった。(翻訳・編集/本郷)

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