日本の尖閣対応を「抑制的」と高く評価=比被災地への1000人以上の自衛隊員派遣も―米太平洋艦隊司令官

Record China    2013年11月19日(火) 21時15分

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18日、米太平洋艦隊のハリー・ハリス司令官は、就任後はじめての記者会見で、中国公船が尖閣諸島で領海侵犯したことについて、「海上保安庁と海上自衛隊が取っている抑制的な対応に感心している」と述べた。写真は中国海軍。

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2013年11月18日、米太平洋艦隊のハリー・ハリス司令官は、就任後はじめて東京で記者会見を開き、尖閣諸島をめぐる日本の対応を高く評価するともに、日本が政治や軍事レベルで中国との対話を模索し続けることが重要だとも強調した。環球網が19日付で伝えた。

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10月に米太平洋艦隊司令官に就任したハリス氏は米国人の父と日本人の母を持ち、日本の神奈川県横須賀市で生まれた。その後、米南部テネシー州などで育ち、海軍士官学校卒業後にハーバード大学のケネディ行政大学院を修了した経歴を持つ。日系人が太平洋艦隊司令官に就任するのは今回が初めてという。

ハリス司令官は記者会見で、中国公船が尖閣諸島で領海侵犯したことについて、「海上保安庁と海上自衛隊が取っている抑制的な対応に感心している」と述べた。

ハリス司令官はまた、台風30号で被害を受けたフィリピンでの米軍の救援活動について、「仲間が困っているときに手を差し伸べるのが友人だ」とした上で、支援を行うのは「大国の責任だ」と強調した。日本が1000人以上の自衛隊員派遣を決めたことも高く評価した上で、日米関係の強化につながるとの見解を示した。(翻訳・編集/NY)

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